役割と責任が曖昧な組織は仕事が進まない

こんばんは。先週、業務改革活動を一息入れることにしたので何となく力が抜けてしまった感もありますが、焦って続けても誰にとっても良いことがありませんでしたから、これで良いでしょう。

さて、少し日常の業務に目を向けてみたいと思います。会社の業務は多くの工程を経て完了していきます。ですから分業が当たり前です。本来分業というものは、責任区分が明確で各部門がそれを全うすることで仕事は完結します。ここには多くのダブり業務が存在し無駄が増えるという問題も抱えています。

一方で部署という垣根のない中で、分業を行うと不思議なことに責任が曖昧になります。責任が曖昧ということは役割も曖昧になります。責任が曖昧になると、言い訳を手に入れることになりますから、質は半分ほどに落ちるでしょうか…そしてそのような仕事を繰り返していると、あっという間にに能力が落ち立て直しが不可能になってしまいます。

責任の所在が明確でない仕事は必ずと言っていいほど進みません。その一番の原因はやり直しの増加です。人の入れ替わりも重なれば引き継ぎにも時間が取られてしまいます。結果として悪循環に陥ってしまった場合ナカナカその状態から抜け出せず、またしても進まなくなっていきます。

やはり役割は明確にすべきです。各々が責任を持って役割を全うする。これは組織で動く以上当たり前のことだし、それにより利益を生み出し少しでも幸せな日常を過ごすことができたら明日も自信を持って会社に向かうことができると思います。


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