こんばんは。製造業において3Dの設計技術は15年ほどで大きな進化を遂げました。そんな中、3Dプリンターの進化にも伴い、トポロジー最適化という手法やジェネレーティブデザインといった手法があらゆる分野で活躍を始めています。
ジェネレーティブデザインとは簡単に言うと、ある条件下で考えられる最適形状を自動生成してくれるといった技術なのですが、この条件設定というのがナカナカの厄介者。
これまで解析業務を中心とした開発設計を行ってきた分野に携わる人たちには、非常に便利なツールだと思います。トポロジー最適化も同様です。技術力に長けた設計者が、より軽量化された効果的な部品を生み出す助けとなります。
ただもう少しラフな世界で製造業に携わってきた者にとっては、どのように活用していくのが良いのか?まずはそこで最適化をしていく必要があります。自分たちには必要ないではなく、その技術の何をどう使えば自分たちの技術が上がるか?です。場合によっては自分たちの用途に適したツールを開発してもらうのもひとつと思います。
新しいものに触れ、技術を進化させて、世界との競争に勝てる強い日本企業を作っていきたいものです。
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