こんばんは。2024年もよろしくお願いします。
さて、昨日から仕事始めで我が社も新年の朝礼から業務がスタートしました。
何人かの挨拶が行われましたが、その中で気になったことがありました。
『社員一人ひとりの成長が会社の成長に繋がります。是非皆さん頑張ってください!』
こういった発言をされた方が何人かいました。間違った理論ではないと思いますが、なんだか大きな違和感を感じました。
①会社が引っ張らないのか…
②会社の成長のために成長しようとする人は何人いるのだろうか??
この2点ですね。会社は利益を増加させるために社員を育成しなければなりません。ですから、個人の成長を会社の成長に利用するのではなく、会社が積極的に投資し育成をせねばなりません。
なぜなら、仮に個人が成長したとしても、その方向性に一貫性がなく会社の成長に直結する成長度は人によってバラバラだからです。
逆方向の力が合わさればプラスマイナスゼロになります。成長する人と変化する人がいます。変化=成長となる場合もありますが多くは違います。
成長ベクトルを似た方向に向けていくのが会社です。会社が本気を出せばそれなりに達成が可能です。
しかし、失われた30年の中で会社は方向性を見失いました。個人のベクトルの向きを揃えていくパワーも消えていきます。
個人の成長を会社の成長に繋げる場合も、環境を会社が提供したり狙いを持つことも必要です。
このように、会社と個人は互いに切磋琢磨できるほうが良いと思います。会社が個人の成長に期待し努力を怠れば、その企業の中から成長が消え衰退していくことでしょう。
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