おはようございます。今朝のテレビ番組で、ある女性政治家が次のように仰っていました。
秘書を初めて叱ったときのエピソードとして、子供が発熱したことを言わなかったことだそうです。どうやら秘書に就いて間もない頃だったのでしょう。仕事を優先させるために旦那さんがお子さんを看病してたらしいです。
そこで、今日は誰が看てるの?と尋ねたところ旦那さんが…と。
私が女性の活躍を推進する立場だったら、旦那さんが居てくれるなら大丈夫ですね。今日は遅くならないように早く仕事を進めてしまいましょう。かな?
しかし、この時議員の言ったのは、何故先に言わないの?早く帰ってあげなさい。といったようなことでした。これ、本当は全然違和感ありません。しかし、仕事が外せないという状況で考えたらどうでしょう?夫婦どちらかが仕事に行き、どちらかが子供といる。これもごく普通の選択です。子供といるのはどちらでも良いのです。
この議員には、病気の子供のそばにいてあげるのはお母さんが良いという考えがあるようです。これではナカナカ女性の活躍は実現できません。仕事も厳しいですから簡単に休めばいいというだけではありませんし、男性が病気の子供といることも当たり前でなんの問題も無いと思えるようにマインドを変えていかなければなりません。これ、かなり重要です。
男性が女性を認めていないことが活躍の妨げになっていると言われることが多いですが、女性が育児において男性を認めることができないでいることも、妨げになっています。
女性議員の発言内容を否定するつもりはありません。これが今の常識だからです。しかしナカナカ改善されない原因を見落としている部分がある中で、そこに気付いていかないと推進できませんので、一応賛成派の考えを持っている者としての歯がゆさを書かせていただきました。
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