業務を進める上で、大きな問題を抱えているところがあるとしましょう。例えば、リニア中央新幹線でも例に挙げましょうか。
リニア中央新幹線は静岡県が建設を承認しません。コレは建設において大きな問題です。その他の県は反対していません。想定した経路のうちほとんどが、建設に着手できます。そこで、静岡県に承認を得ることを優先するか?承認を得た区間の建設を進めるのか?迷う人もいるかもしれません。
承認を得た県の建設が進み、静岡県だけが進まない状況になってきたときに、それでも承認しないとなったら…経路変更であればほとんど全て取り壊し、一から再建設となるかもしれません。粘り強く交渉する場合も完成区間の放置期間が長引きます。どちらも全く良くありませんね。
では先に静岡県との問題解決に全力を注いだらどうでしょうか?承認を得たあとは一気に進みます。少し変更案を織り込んで問題の解決を手助けさせることもできます。良いですね。
私が言いたいのは、問題の解決を何よりも先に行いましょうと言うことです。そうすればその後の計画案と実態が合ってきます。解決しなければ予定が立たないし、更に問題が大きくなります。リニア中央新幹線の建設予定地に巨大商業施設の建設が決まりました、など。コレは失くしたいですね。
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