一生に一度体験するか分からない事故に対して、CAの方たちが日々の訓練を如何に真剣に行なっているかが明らかになった。その素晴らしい対応の詳細は分からないが、冷静で且つパニックを起こす乗客にも正しく行動を促せたのだろう。自らも命の危険に晒されている中での行動である。
私は、日頃から人間は他人のために生きていない。だから他人にあらゆる期待をするものではないと考えている。今でもその考えに間違いは無いと思っているが、それに当てはまらないプロフェッショナルが存在する事実を知って感動した。
CAと言えば、いわゆる女性の花形でもある。知性も美しさも兼ね備えた憧れの職業である。それが故に、ミーハーな気持ちで目指す人も、プライドが高い人、自分のことをすごく大事にする人などが居ても何ら不思議ではない。
それが…
今回のような仕事を成し遂げてしまう。
育成はどうなっているのだろうか?生半可な教育訓練では身に付かないのではないか?
いつ、どのようにこういった力が身に付き、また持続させるのだろう?
製造業で言えば、キーエンスの営業育成に、少しだけ似たようなことが行われているだろうか?彼らも短期間で最低限必要な知識を詰め込んで、且つ仕事、セールスの仕方まで身に付けている。
こういったことを、他の分野の人間も学んでいけば、企業は、人材育成に成功し、世界的競争力の維持、向上に繋がるのではないか?
日本には最高のお手本がいくつもあります。それらを結集し、刺激しあい、切磋琢磨することでイノベーションが生まれるかもしれない。
やはり2024年も私の中のキーワードは”協力”です。競争より協力。成功の鍵となるのではないでしょうか。
こんな私も勤める会社では上から嫌われ、下からは恐れられ、良いトコ無しの下り坂を歩んでおります。私はピークを過ぎ、会社にとって重要な人物に成長することができなかったようです。
日々、学ぶ。ナカナカ難しい時期を迎えました。あと何年働くことやら…明るく楽しく生きたいものです。今はだいぶ難しくなっていますが…
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